melancholia//サイトの更新履歴兼、その時々のプレイゲーム日記、二次文章など。
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2010/01/27 (Wed) 鬼祓師フライング習作 / 主人公と雉明



ぜんっぜんキャラクタが判りませんが、想像というかイメージで!
これは或る意味オリジナルに近いんじゃないかという創作ですよね。
プレイ後に笑う気満々です。
そんなフライングな鬼祓師習作小話を。小話ともいえない文章ですが。
追記にあります。



それにしても。
あの独特のいにしえな感じの言い回しは……真似しないといけなかったんです、かね。
はたまた、あれがジュブナイルというものなのだろうか。
いや、あの、魔人をやってる身としては慣れてますし、いいんですけども、
ご新規さんの方々は結構吃驚しませんかね。
いいのかな。いいのか。
鬼祓師って舞台の年代はいつだっけ……

新しいイベントムービーも見ましたが、壇は(だだだだーん!)なんというか
蓬莱寺っぽいような気が、しないでもないですね。
相棒っぽい。
あ、あれっ、雉明がヨメじゃないの?(相棒と書いてヨメと読むんです)
あとあのホンワカ女子は(なんと名前を失念)(記憶力にすごい偏りが)
菩薩的ヒロインぽい扱い?ですか?
転校生で隣の席ときたらね。校内案内とかね。
ヒロインはこの子なんだろか、あれ、いちるちゃんは……

不安が一割ほど増しました。嗚呼。









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「焼きそばパン、好きなんだよな?確か」

七代千馗がそう問うのは先日から数えて、もう五度目である。
しかし、それでも別段迷惑そうな色をその白いおもてに表すでもなく。
ゆっくりと咀嚼し終えてから雉明零は答えた。

「ああ」
「ほんとか?」
「余程疑っているようだが、本当だ。
 嘘をつくような事でもないだろう」

確かに、好物を偽っても何も得などしないのだろうが。
七代はやや大仰に嘆息してみせた。

「確かになあ、昼メシごとに毎日焼きそばパン食ってるし。
 嘘はついてないんだろうけど…………
 だってお前、ぜんぜん美味そうな顔、してねえからさ」

雉明は、ぱちりと一度、くっきり瞬いて正面に座っている七代の顔を見詰めた。
七代の口から放たれる言葉は雉明を驚かせる事が、なかなかに多い。

「…………うまそうなかおをしていない?」
「してるつもりだったか?」
「してないつもりはなかった」
「なるほど」

雉明の返答が面白かったようで、七代はくつくつと笑った。
この男は笑うと、何処と無く猫のような顔になる。

「おもしれえなあ、雉明は」

七代の黒い色の眼が細められた。
七代におもしろいと言われるのはもう何度目だろう、雉明は覚えていない。
それくらい、七代は雉明をおもしろい、と言った。そして、笑う。
けれど雉明はその猫のような笑みを不快であると感じた事が一度も無い。
初めて顔を合わせた時から。
雉明はその事を、ただただ、不思議に思っていた。

「おもしろいか?」

この男の声音に棘が無いからか。
それどころかとても、柔らかい所為だろうか。
この男は何故こうも柔らかい声音で言葉を象り、己に投げるのだろう。
七代千馗の声音が鼓膜に染み入る事がひどく快い。

「うん、おもしろいな。
 あと、ちょっとかわいい」
「、かわ、いい?」
「ああ、妙にな」

短く笑って。
七代の指が雉明の口許からパン屑を取り去る。
回転の緩い雉明の脳がその言葉と動作について思考し始めていると、七代が煙に巻くように言葉を継いだ。

「お前がそんなに好きだって言うなら、俺も明日は買ってみるかなあ」

競争率とか激しいんかな、それ?

そう訊ねる七代に、雉明は同じものをもうひとつ袋から取り出して差し出した。

「ああ…………、それなら丁度いい、これを」

差し出された焼きそばパンと雉明の白い顔を、七代の視線が行ったり来たりしている。
この男がこんな風にきょとんとしているのは珍しいなと、雉明はほんの少し面白くなった。

「え、っと、」
「進呈する」
「進呈、って……これ、お前が食おうと思ってもうひとつ買っといたやつなんじゃないの?」
「いや……これは、きみに勧めようと思って、今日買ったものだ。
 だから、遠慮しなくてもいい。
 もし興味があるのなら」

雉明がそう言うと。

「……………、やられたなあ」

呟いて、七代は笑い出した。

「有難う。
 俺の為に買ってくれたってんなら、問答無用でいただくよ」
「そうか、よかった」

やっぱりかわいいわ、ちあき

七代がめちゃくちゃに頭を撫でてきたので。

さすがに、雉明は憤然とした。
















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雉明はどうも、身のこなしなんかは軽いし速いんですが、その他の部分は
遅いような気がするんですがどうでしょう。
食べるのとか遅い気がするんだ……

七代は食べるの速くて、雉明がもそもそ食べてるのを眺めるのがすき。

な、イメージ、です。


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