melancholia//サイトの更新履歴兼、その時々のプレイゲーム日記、二次文章など。
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2011/01/16 (Sun) 狩猟小話 / 行商狩人のぬるいR18話



書いてもいいのよ、と言われたので、本当に書いてしまいました。

行商人×狩人のR18小話を!

えろ具合はまあ短文ですし、とてもぬるいものなのですが、それでもそういう描写が含まれておりますので歳若い方や苦手な方はご注意下さいませ。
オッケだぜ!という方は追記からご覧下さいませ。










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『或る夜半過ぎの話』






滑らかな背中だ、と思った。

普段から身の丈を遥かに超えるような飛竜や獣竜を相手にしているというのに、この男の皮膚は妙に滑らかだ。汗ばんだおもては肌理が細かく、しっとりとしている。
それを上から眺めながら、潜らせた右の掌でもって屹立する性器から後ろの孔までを強く撫で上げてやると、低い呻き声と共に隆起する背の筋肉がびくりと波打った。



この男は、ユクモ村村長がギルドから招聘した村付きのハンターである。
ユクモ村、というのは温泉が有名な集落で、その泉質は傷や病を癒すどころか不思議なちからさえもたらしてくれるのだと、ハンターたちの間でももっぱらの評判であった。
だから、いままでこの村ではずっと、厄介な大型獣があらわれたという時には温泉を目当てに訪れた行き摺りのハンターたちに依頼をすることで何とか凌いできたのだが、雷狼竜の出現からこの付近でも危険性の高いものたちがちらほら姿を見せるようになり、その遣り方ではとうとう追いつかなくなってしまったのである。
もし、のっぴきならぬ事態が訪れた時、丁度ハンターが客のなかに居なかったら?
或いは、討伐を頼んだハンターがまだ帰らぬうちに別の脅威に晒されたとしたら?
それに、観光で成り立つこの村にとっては大型獣頻出の噂はそもそも命取りである。大型獣に出食わすことはほとんどの人間の場合、死を意味する。そんな危険な場所に誰がわざわざ足を向けるだろう?
客足を引き留める為、村の経済を支える為、民の平穏を護る為。
その為に村長は、専属ハンターの常駐を決意したのである。
そうしてやってきたのが、彼だった。
未だ、歳若く。彼の纏う空気はとても熟練といった風ではなく、どちらかといえば親しみやすいような笑みを浮かべた青年だったので、こんな男に村の全てを背負うことが出来るのだろうかと、一目見た時にはこの村の人間でないにも関わらず一抹の不安を感じずにはいられなかったのだが。
彼はすらりと長い太刀でもって此方の不安を軽く往なしながら、迫る脅威を続々と粉砕し、当面の目的であったかの雷狼竜をも退けてしまったのである。
この男をすごいと思うのは、初めから『そう』ではなかったということだ。彼は初めから歴戦の狩人であったわけではなく、此処へ来てから徐々に腕を磨き、そうして強くなったのだ。雷狼竜はおろか、天災に喩えられるほど強大なあの峯山龍でさえも討ち倒せるほどに。
その報せを受けた時は、ひどく大きな驚愕と何とも言い現わせぬような感動を覚えたものだ。

自分は各地を渡り歩く行商人で。この男はその買い手。客である。
狩猟に使う素材をたびたびごっそり買っていくから、自分にとっては大層得意の客だ。
仕事へ赴くまえに此方へ立ち寄る時にはその身体からほんのりと煙のように緊張感を漂わせている彼も、村へ帰還すれば大抵ひとの良さそうな笑みを見せる普通の青年に戻っていた。自宅で愛玩しているらしい仔豚を散歩に連れ出しているのを見ると、凶暴な獣たちと生命の遣り取りをしているような狩人であるとはとても思えないのだが、それでも恐らくどちらもが等しく彼という個人が内包する一面なのだろう。
余所者として自分は、やや離れたところからこの男をずっと眺めてきた。
太刀一振りで大きな飛竜と渡り合うというこの男の生業に対してただ単純に憧れめいたものを感じたし、そのくせ戦い以外のところでは明朗に笑うその落差を面白いと思った。自分にとってこの男は上客であるということ以上に、何だかひどく興味を惹かれる存在だったのである。

そんな自分に対し、彼の方もとても気さくに色んな話をしてくれた。
昨夜討ち取った海竜種のこと、欲しい素材がなかなか手に入らないこと、初めて雷狼竜に出会った時のこと。虚飾のないそれらの話は大層面白く、実際この眼で彼の戦っている姿を見てみたいとつい思ってしまうほどだった。
彼がそんな風だったから、互いの仕事がない夜に共に酒でも、という話にはすぐに発展したのだが。
そこからこうなった過程については、あまり、よく覚えていない。
最初は酔いに任せてのほんの戯れのようなものだったのだろうが、気がつけば酩酊などしていなくても時折こうして皮膚を合わせるようになっていた。

互いに何も困ることがないのだから、別に構わないだろう

けろりとした顔でそう言った彼の言葉が、今でも脳裏に焼き付いている。
嗚呼、欠片も戸惑わずただただ明快にそう言ってのけるこの男は確かに狩人なのだろう、と、そのとき自分は思わず笑ってしまったのだった。



差し込んでいた二本の指をぬるりと引き抜き、ひくりと小さく震えながら閉じようとするその後ろへ、性器の先端を宛てた。
そして掌の上へ唾を落とし。滑りが良くなるよう、それを幹の部分に塗りつけておく。

「う、ッあ……」

腰にちからを込めながら性器を押し入れていくと、彼の唇からくぐもった声音が漏れた。
寝台に頭を押し付けて尻だけを持ち上げている格好なので彼がいまどんな顔をしているのは見えないが、快感に彩られた吐息混じりのその声音は普段の彼とはあまりにかけ離れていて。その差異を思うとぞくりと、愉悦じみた何かが首筋を這いずってくる。

「きもちよさそうだねえ、ハンターさん……、だが、この部屋は集会浴場へ繋がってるんだろう? アンタの仕事は昼も夜も関係ないそうだから、この時刻でもあそこには誰かしら居るわけだ…………気持ちがいいのは結構だが、あんまり声を出すと聞こえちまうんじゃあないかい? アンタのその色っぽい声が、さ」

根許まできっちりと埋め切ってからそう言ってやると。彼は性器を埋められた格好のまま、少しだけ頭を此方に振り向かせ、きつく口角を吊り上げてみせた。

「冗談……こんな程度で、あそこまで、声が届くわけっ、ないだ、ろ……そんなデカイ口叩くんなら、それこそ聞こえるくらい、頑張ってみろ、よ……あんたに、それが、出来るんなら、の、話だけど」

肩で息をしているくせに、よくもまあ、と思う。
びくりびくりと性器を握り込むような粘膜の動きと、彼と交わす軽妙な遣り取りを充分に堪能しながら、此方も同じく笑って応えた。

「…………全く、ハンターらしい言葉だねえ……、じゃあ、アンタの言う通りに、ちょっと、がんばってみようか」

自身のそれよりも遥かに精悍な腿をひとつ撫でてから。硬い腰を両手で掴んで、性器を彼の内へと打ちつける。
先端でやわらかな内壁を掘り進めるように、出来得る限りの強さで擦りつけていくと、入口の筋肉がぎゅう、と引き締まり、性器を絞られるようなその快感に眼が眩んだ。

「ッ、あ、ァ……ッ」

汗を帯びた互いの皮膚がぶつかり合う音と、ぬめった接合部分から洩れる密かな水音。そこにふたり分の荒い息と、彼の声音が混じり込む。
そこからはただひたすらに互いの熱と快楽を求めて貪り尽くした。それこそ、獣のように。
頂を極めた快感が白く弾けるまでの間、確かににんげんも獣のうちの一種なのだ、と、ほとんど機能せぬ脳の片隅で自分は薄ぼんやりと考えていた。



まさに夜半。白い月は中天に在る。

丁度、熱と汗が引いた頃、果てたままのかたちで手足を投げ出していた彼が、むくりと寝台の上で身を起こした。
同じく隣に横たわり快感の余韻に浸っていた自分は、その見事な背を眺めながら声を投げる。

「……………………なんだ、これから一仕事あるのか。てっきり今日の夜は休みなのかと思ってたんだが」

その声に、彼は笑った。
それはもう、いつも村で見掛ける時と同じ顔だった。貪欲に熱を欲し、快楽に乱れる男の顔では決してなく、村の救世主として親しまれながら村の為に太刀を振るう、狩人の顔である。

「よく判ったな」
「……そりゃあ、それくらいは判るさ。空気が変わるからな」
「くうき?」
「ああ。無意識なのか?」

そう訊ねたが、どうやら意識してのものではなかったらしく彼はうーん、と首を捻っている。
その仕草だけを見れば何だかこどものようだったので、思わず此方が笑ってしまった。

「しかし……、それじゃあ悪かったな、仕事の前に誘っちまって。無理なら別に、断ってくれてもよかったんだぜ……こっちも無理強いはしたくないしな」
「いいや?」

裸のまま寝台を下りて瓶の水で顔を拭いながら、彼は下着と愛用の鎧に手を伸ばした。

「正直、結構有り難いよ。何処でも顔が知れてるし村もそう広いわけじゃないから、こういうのはどうにもやりにくくってな……あんたとするのはきもちがいいし」

彼はあまり言葉を飾らない質の男なのだが、それゆえ、時折ぎょっとするようなことを平気で口にする。
そのことはこれまでの付き合いの中で重々承知しているつもりなのに、それでも素直にこう来られてしまうとどんな顔をするべきなのか判らなくなってしまう。

「、…………それは…………どうも。気持ちのいい思いをしているのは、まあ……、こっちも同じだが」
「そう。それは良かった」

たまに、この男は此方を困らせる為にわざとそういう物言いをしているのではないかと思うこともあるのだが、未だ直接問い質したことはないので実際のところはどうなのか判らない。

「……それが、こないだ言ってた緑迅竜の防具かい?」

ひとつ咳払いをしてから、彼がいま身につけている最中の鎧を見遣る。

「ああ、やっと素材が集まったんだ。なかなか苦労させられたよ」

腕に灰色の布を巻きながら応える。彼のその声音は、言葉とは逆に少し楽しそうだ。
この男は。
頭の頂から足の爪の先まで余すところなく、全て、狩人なのだろう。
この男は恐らく狩猟ををする為だけに生きているのだろう。一切の容赦なく襲い掛かる獣の殺気に己のそれをぶつけ、生命を奪うか奪われるかの刹那の緊張へ身を浸すのが、この男の愉しみなのだろう。他の狩人がどうなのか知らない、けれどこの男はそういう風に出来ているのだろう。
狩猟へ赴く前の眼差や皮膚から立ち上る空気、獲物のことを話す時の調子。それらを見ていると、いつも、そう思う。

「今日は……これから、何を狩りに行くんだ?」
「うん、火山の方で火竜をちょっと」

ちょっと、と言えるような相手ではないと思うのだが、彼の口調は軽い。

「成程」

心底、本当に余裕なのか。それとも彼なりの自己暗示なのだろうか。

「……………………こう言うのは却って失礼になるのかも知れないが……、まあ、気をつけてな。アンタは上客なんだから、これからも元気にハンターを続けてもらわなきゃな」

心配し過ぎるのもあまり似つかわしくない気がして、冗談めかしにそう言うと。
最後の仕上げに青く煌めくような太刀をその背に背負い、彼が笑って振り向いた。

「全く、ほんっとに行商人だなあ」
「行商人だよ。アンタが根っからのハンターであるように、俺っちも根っからの行商人だってことだ」
「成程。かっこいいねえ」

笑いながら、防具に身を包んだ彼が挨拶のように口付けてくる。
やわらかく触れた唇にはもう、蕩けるような熱は灯ってはいない。

「じゃあ、相棒たちを迎えに行って、それからちょっと行ってくる。たぶん朝になる前には帰ってくるとは思うけど……その頃にはあんたももう出てるよな? 出るなら集会浴場んとこに預けてるプーギーを宜しく。引き取っといてくれたらまあ家の中で適当にしてると思うから」

腰につけた携帯袋の中身を確かめつつ彼がそう言うのを、軽く頷きながら聞き流した。出掛けに彼からこうした説明を聞かされるのは今日が初めてではなかったので。
どうせなら仕事が終わるまで預けておけば良いのではないかと思うのだが、彼は存外あの仔豚を可愛がっているらしく、たとえ自身が其処に居なくても家に置いておかないと気が済まないらしかった。
大型獣を容赦無く屠る、その同じ掌で、彼は小さな豚の頭を愛おしそうに撫でる。それはひどく可笑しな感じもするが、そのことに対して何処か安心めいたものを感じてしまうのもまた事実だった。

「わかってるわかってる。ちゃんとやるよ」
「うん。頼んだ。……ああ、そうそう、出る時には別にこそこそしなくても俺の方は構わないから」
「、それも、もう聞いた」
「そう? じゃ、いってきます」
「ああ……、存分に、行ってきな」

まるで、近隣の街へ買い出しに出るような調子で彼は笑って手を振り。軽い足取りで家をあとにした。飛竜種の中でも特に強いとされる火竜をその手で討ち果たす為に。
あの男ならば口にした通り、陽が昇る前にはやり遂げるのだろう。実際のところ己とて、彼の身を本気で案じているわけではなかった。彼の腕を、彼の振るう太刀を、村の面々と同じように自分も信じていたから。

あるじの居なくなった暗い部屋でしばらく彼が出ていった扉の方をじっと眺めていたが、ひとつ欠伸をし、自分もそろそろ服を着ることにした。
いつもより早い時刻だが、早くに出ればそれだけ多く仕入れが出来る。良いものをたくさん仕入れることが出来ればそれだけ安価で出すことも出来るし、そうすれば恐らく彼も助かるだろう。何しろ、入ってきた金はほとんど装備の充実の為に費やされてしまうのだそうだから。
彼が大型獣を退けてくれるお陰で、近頃は行商の際に迂回せねばならぬということもめっきりと減っていた。以前はその為に遠回りを余儀なくされることも多かったのだが。
だからこれは、彼への恩返しでも、あるのだ。
何も、自分があの男を憎からず思っている所為ばかりではない。

「……………………全く、どうかしてるね」

自身の胸中を盛大に笑い飛ばし。
そして、この密やかな戯れの為に追い出されてしまった可哀想な仔豚を早く迎えに行ってやらなければ、とおもむろに寝台から腰を上げた。















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行商人の一人称は小話泣かせですよ、全く。

可愛がっているにも関わらず豚を追い出すのは、行商人>豚、だからではなく、見ちゃいけません!的な気持ちからです。
豚はハンターさんにしか懐かない、というイメージですが、行商人には特に懐いてなくてウッカリすると噛まれる、という感じだといいな!

ねこたちが何処で過ごしているのかはよくわかりません。
農場の近くにねこ寮みたいなのがあるんだと信じたい。
実際、オトモに選んだ二匹だけはハンターさんの隣で寝るけれども。




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