melancholia//サイトの更新履歴兼、その時々のプレイゲーム日記、二次文章など。
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2010/04/12 (Mon) 九龍小話 / 皆守甲太郎誕生日小話

ま、間に合い、そう?

敢えて、小話カテゴリじゃなく呟きカテゴリに入れておきます……
めっちゃ急いで書いたから。
後で読み返したら多分恥死すると思うから(何て読むんだ)。

(拍手頂いたので小話カテゴリに移動しました、有難うございました!)

そんな訳で皆守甲太郎おたんじょうびおめでとう。
変わらずきみを愛すよ。
そんな急ごしらえの酷い文章は追記からです。

相変わらずのうち設定。
皆守甲太郎は卒業後、黄龍の家に住んでるニャ。



それはそうと鬼祓師が近くて、なんかむしろ緊張が無くなってきた……
無ですよ、無。
















『四月十二日』







駅から徒歩で三十分程かかる喧騒からぽつりと外れた小さなマンションに、緋勇龍麻の住処が在る。

彼は長らくひとりで暮らしていたのだが、現在其処にはもういっぴき、同居をするものがある。
それの名前を、皆守甲太郎という。
龍麻は皆守甲太郎を己の飼い猫であると言って憚らず、そう口にする通り、猫可愛がりをしていた。
当の猫の方は彼からの愛情に対し大層辟易していたのだが、他に行くあても無く、己の抱えていた事情を曲りなりにも知っている男なのでそういう面ではやりやすく、家賃も食費も不要だと言うので、何となく世話になっているのだが。

今、この部屋には主たる緋勇龍麻の姿は無い。

代わりに。

ひとりの宝探し屋が座っている。





「元気そうね、甲」

ソファに腰を下ろさず、板張りの床に胡坐をかいている葉佩九龍は、皆守甲太郎の背中に向かって微笑んだ。
キッチンに向かう皆守はその声に振り向かず。
黙々とジャガイモの皮を剥き続けている。

「まあ別に、心配してたわけじゃねえけどさ。
 こうやって、甲を直接見ると、なんかこう、元気そうで良かったな、って妙にしみじみと思うよ」
「…………洒落かよ」
「あ?」
「悪い、日本語不自由のお前が洒落なんて言えるわけも無かったな」

葉佩に背を向けたまま皆守は肩を竦めてみせた。
皆守が何を言ったのか葉佩には理解出来なかったが、小さな仕草のひとつひとつが懐かしく、自然に唇から笑みが漏れてしまう。

「いいなあ」
「あ?」

剥き終えたジャガイモを水で洗いながら皆守は、葉佩と同じような問い返し方をした。

「やっぱり、甲だなあ、ってな」
「何が」
「今、俺の眼の前に居んのが」
「、当たり前だろう」
「当たり前、だと思っとけばいいんだろうなあ」
「九龍のくせに何を小難しい事を言ってやがる」
「変わってねえなあ、甲」
「そんなにすぐに変わってたまるか」
「変わってないのがさ、やたらに嬉しいよ」
「……………」

皆守の手が、期せずして停止する。
振り向かずとも、葉佩の表情が判るからである。
また、あの何も言えなくなるような、腹立たしい、とても腹立たしい卑怯な顔で、笑っているのだろうと皆守は思った。

「…………しかし、龍麻さんの部屋は相変わらず何も無いな…………
 コスモのポスター持って帰る!って言ってなかったっけ、貼ってねえし」
「色が褪せたら勿体無いっつって仕舞い込んでたぞ、押し入れに」
「…………めっちゃ大事にしてんな」
「昔の知り合いらしいが、詳しくは知らん」
「ふうん」

皆守の背後で、葉佩の立ち上がる気配がした。

「甲さあ、」

半分その気配に気を取られながら、人参の皮を剥く為に棚からピーラーを取り出す。
一歩、一歩、気配が近付く。

「龍麻さんとは、なかよくしてる?」
「…………なかよくだと?
 してるわけが無い。
 あいつの生活能力の低さと物臭振りには俺ですら驚嘆してるんだからな。
 コウリュウサマだか何だか知らんが、単なる駄目人間の変態だよ、緋勇龍麻ってやつは」
「おそろしい言われようだ」

するりと。
ピーラーを持つ皆守の手首が掴まれた。

「、」

その掌が皮膚に触れた瞬間己がぎくりとしたのを、皆守は自覚した。
仰ぐと、すぐ近くに葉佩九龍の顔がある。
黒い色の眼が皆守を覗いていた。
龍麻に似た、黒い、色。
己を受け入れ、己を赦し、己を変えた眼。

「く、ろう」

皆守は、己の奥深くの臓腑が握られてしまったような感覚に陥った。
緊張と恐怖に近い何か。
それが皆守の脈を急がせている。
強張る皆守に、九龍は軽く微笑んだ。

「………………そうだな、甲に訊く事じゃなかったな。
 龍麻さんの方に訊いてみるよ」
「何を、だ」
「、だから…………、……いや、いいって、もう」

ていうかさ

「なんで怒ってんの?甲」

皆守を間近に見詰めたまま九龍が僅かに首を傾ける。
眼と同じ黒い色の髪が瞼にかかる、そのさまを皆守は瞬きせず、凝視した。
かつて何度も何度も、こうして間近に見た髪の色。

「……………………怒ってるように、見えるか」

皆守の意思や感情を取り残し、脳の違う部分が勝手に言葉を吐き出して会話を成立させた。

「見えなかったら訊かないって」

苦みの混じる九龍の声音が鼓膜に直接落ちるように感じられ、身体の芯が震える。

葉佩九龍が眼の前に居る
葉佩九龍は眼の前に居る
本当に居る
ただただ、以前と何も変わらずに余裕をたたえながら

「おこってない」
「いや、怒ってるね…………
 せっかく久し振りにお前に会う為に日本に戻ってきたのに、
 お前が怒ってたら寂しいでしょうが」

さびしい、などと
本当にこの男が感じているのだろうかと

疑念の渦を巡らせる皆守の顔をじっと見詰めながら、葉佩がぽつりと呟いた。

「……………………今日、
 帰って来ない方が、良かった、とか」

刹那。
九龍の言葉が耳に届き、脳が意味を理解するよりも早く、皆守の足が眼前の男の腹目掛けて蹴り上がった。

「、と、」

皆守の左手を相変わらず捕まえたまま、葉佩は空いた方の掌でもって、皆守の腿を抑え込む。
恐ろしく研がれた葉佩の動きは、以前よりも無駄が無い。
受け止めてから葉佩はふと笑った。

「……ごめん、冗談だよ」
「………………やっぱり、お前の冗談はセンスが無い」
「だな、悪かった」

簡単に笑って。
葉佩は、一瞬前に己を蹴ろうとした男を、簡単に抱きしめた。

「、あつくるしい」
「ただいま、甲」
「くっつくな」
「会いたかった」

葉佩が笑うたびに、会いたかったのだと口にするたびに、皆守の腹の中で何かが酷く暴れ回る。

俺に手を差し伸べても、
俺に笑い掛けても、
この男は宝探し屋で、それは決して、変わる事が無く、
だから、俺を、いつも置いていく

なのに

暴れ回る何かを堪え、皆守は強く眉根を寄せた。

「無責任な、事を、言うな」

どうせ、お前は俺の手を離すのに

「会いたかったとか、お前が、言うのかよ、九龍」

此方からどんなに手を伸ばしても、届かない処へ行ってしまうのに

以前と同じ骨張った身体を抱きしめ、葉佩はふわりと皆守の髪にくちづけた。

「言うよ。だって本当の事だから」

だったら、

続こうとする言葉を皆守は必死で喉の奥へ押しやる。
零れようとするものは言葉では無く、我儘なのだと、理解しているので。

「俺が、お前に会いたいのは本当。
 俺が、お前を愛するのも本当。
 前と何にも変わってないよ。
 俺は冗談のセンスは無いかも知れないけど、嘘を言った事は無いだろ?」

覗き込むと。皆守の顔がくしゃりと潰れた。
その表情に苦笑して、乾いた頬にくちづける。

「…………誕生日、おめでとう、甲。
 それを言う為に俺は戻ってきた」

俯いた鼻先にも。

「それさ…………、カレー作ってくれてんだろ?」
「お前の、為じゃない、俺の為のカレーだ」
「楽しみだなあ」
「聞けよ、この馬鹿」

泣きそうな顔で毒づく、唇にも。

「それ、出来たらさ、龍麻さんも戻ってきてもらおっか。
 俺の甲がお世話になってるんだしさ、龍麻さんにも挨拶したいし、話もしたいし」
「……勝手にしろ」
「拗ねるなって、今すぐに、って言ってないだろ」

皆守の視界を占有している葉佩の黒い眼が、傲岸に細められた。

「今から……
 そうだな、二時間くらいしたら、俺もカレー作るの手伝うからさ。
 それまでは、」
 


それまでは



笑って、宝探し屋は、皆守甲太郎の呼吸を奪い取った。








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葉佩九龍という名の宝探し屋が緋勇龍麻の家を訪れたのは、十二日を数分過ぎたばかりの時だった。

来訪した葉佩の顔を見るなり、彼の意図を察した龍麻は、泣かすなとだけ言い残して己の家を出る事にした。
皆守甲太郎の誕生日である。
皆守甲太郎が愛し、皆守甲太郎を愛する葉佩九龍が此処に居る。
それで場は完成されているのだ。其処に己が居る必要は無い。
だから、己の大事な飼い猫を、あの男に譲ったのである。



「全く、今日だけだ、特別なんだからな?」

大きなソファにだらりと、半分寝転がるようにして麦酒を飲んでいる。
そんな、友人であり弟弟子である男を呆れたように見詰め、壬生紅葉は肩を竦めた。

「僕に言ったって仕方無いだろう」
「今、お前しか居ないんだからお前に言うしか無いんじゃん」
「それは、そうだけど」

荷物らしい荷物も持たずに突然夜遅くに訊ねてきて、壬生から財布を強奪したかと思えば、コンビニエンスストアで麦酒を買い込んで戻ってきた。
全く何事なのかと思う。
けれど、龍麻の行動が突飛であるのは今に始まった事では無いので、そこまでは驚かないのだが。

「…………君の猫……、えっと、名前は何て言ったっけ?」
「みなかみこうたろう」
「ああ、そうだ、みなかみ君。
 僕はまだ会った事は無いけれど…………どういう子なのかは、少し、知ってる。
 葉佩九龍君の事もね。
 けど、彼らがそんなに親しかったとは、聞かなかったな」

龍麻の向かい側で珈琲を飲みながら、壬生は記憶を辿っている。

「誰から?」
「君も顔見知りじゃなかったかな、僕の……同業者が例の件に絡んでいたからね。
 相当あの任務がお気に召したみたいで、度々僕にその時の事を話すんだよ」

麦酒を飲み干しながら龍麻は一瞬考え、ああ、と眉を上げた。

「宇宙刑事か」
「………………彼は、そんな風に自分を紹介していたのかい?」
「うん、まあ、愉快なやつだったな、別にきらいじゃなかったよ。
 うちの機関に来て自分の助手になんないか、ってやたらに勧誘された。
 葉佩君もだけど」
「……………………、助手?」

穏やかだった壬生の表情に、一点の曇りが落ちた。
周囲の気温が確実に下がったのだが、龍麻は気にする様子も無い。

「宇宙刑事はドエムで割と面白いやつだったからいいんだけど、
 お前の同業っぽかったからさ、俺が入ったら嫌がりそうだなと思って止めといたんだよ」
「…………そう。
 彼には一度、詳しく話を訊かなきゃいけないね」
「そんなに妬く事も無いと思うけどな…………断ったんだし、昔の話だよ壬生」
「釘は、刺さないと」
「刺す意味あるか?」
「君は気にしなくていいよ」
「……まあいいか、あいつ、エムだし」

麦酒と一緒に買ってきたらしい柿ピーを貪る龍麻の脳裏からは、もう既に宇宙刑事の存在は消えている。

「で………………、その、みなかみ君の事を、君は本当に可愛がっているんだろう?」
「まあな、俺の猫だし」
「チョッカイを出した村雨さんを半殺しにしたとか簀巻きにしたとか聞いてるけど」
「まあな、俺の猫だし」

壬生が少し微笑んだ。

「珍しいね」
「、何が?」
「君がそうやって、他人を猫可愛がりするの」
「そうか?」
「僕の知る限りでは、劉君に対して、くらいだったような気がするから」

絨毯の上にカスを落としながら、龍麻は手を休めず柿ピーを食べている。

「そりゃ……劉は弟みたいなもんだし…………
 ああそういえば劉のねえさんに会ったけど、あれもお前の同業だったな」
「君の庇護欲は歳下の存在に発揮されやすいのかな」
「ひごよく?」

柿ピーを壬生にも勧めて丁重に断られつつ、龍麻はソファの上で身を起こし、胡坐をかいた。

「劉はそうかも知れねえけど……甲太郎に関しては何となく違うな。
 俺がめっちゃ可愛がると、あいつ、めっちゃ嫌がるんだよ、それがめっちゃ楽しいの。
 めっちゃかわいいなあって思うの。
 だから、嫌がってる顔見てると、もっと可愛がってやろう!って思うんだよなあ。
 これって庇護欲で合ってる?」

壬生は、龍麻の言葉に軽い頭痛を感じた。

「…………君はマゾヒストなのかサディストなのか、判らないね」
「そっかな」

そもそも猫、などと称されている時点で大変なのだが、壬生は未だ顔を合わせた事の無い皆守甲太郎という青年に対し、同情を禁じ得なかった。

「…………で、そんなにかわいがってるのに、葉佩君には譲るんだね?」

壬生が言うと。龍麻の視線に怒気が籠った。

「譲るよ。
 そりゃ、甲太郎があいつの事、好きなんだからしょうがない」

そう言うものの眼が怒っているので、壬生は笑って、龍麻の飲み干した空き缶を片付けた。

「しょうがない、って顔じゃないけどね」
「しょうがないの。
 超遠距離恋愛の邪魔とかしたら、馬じゃない何かに蹴られて死ぬって、多分。
 俺は大人だからさ、そういうところはきれいに余裕で退いてやるの」
「馬じゃない何かって何?
 君に勝てないものなんてあるの?」

そう問う壬生は真顔である。龍麻は笑うしか無い。
己では己を最強だとか無敵だとかそういう風に考えた事は無いのだが。

「で、」

壬生が、龍麻の隣に腰を下ろす。

「猫を取られて寂しいから、此処に来たの?」

良い枕が来たとばかりに、龍麻は壬生の足にさっさと頭を預けて横たわった。
視線を上げると、困ったような壬生の顔が覗いている。

「行く処が無いからな」

壬生の指がさらさらと龍麻の髪を撫でていく。

「君の行く処なんて幾らでもあるだろ。
 どうして君が此処に来たのか、少し、不思議だな。
 こういう時、君は如月さんの処に行くのかと思ったんだけど」

そういえば骨董屋の膝もよく枕にしたと、龍麻は思い出しながら飲み掛けの缶を置いた。

「如月さんなら、君をどろどろに甘やかしてくれるから」
「別に甘やかして欲しいわけじゃないよ、俺は?
 如月はほら、この時間はもう寝てるから、絶対」
「村雨さんは?違う意味で甘やかしてくれるよ」
「だから、俺は甘やかして欲しいわけじゃないってさっきから…………
 第一その選択肢は無いわ。
 それ選ぶなら俺、喜んで野宿するわ」
「言うと思ったけど」

言って笑いながら、壬生は意図的にひとつの名前を胸に仕舞い込んでおいた。
何故蓬莱寺京一の処へ行かなかったかと訊ねたとして、返ってくるであろう返答には予想がつく。

なるべく迷惑も心配もかけたくないから

問えば龍麻はそう答えただろう。
彼の、あの男への感覚は、他の存在とは少し違う。
壬生はそれを重々理解している。
それをわざわざ眼前で確かめてしまうには、壬生は龍麻に執着し過ぎていた。

「…………僕も、不本意ながら、多分君の事を甘やかしてしまうと思うけど。
 僕で良かったの?龍麻」

己の落とした問いを何処か遠くで聞きながら、その白々しさに胸中、笑ってしまった。
壬生には、龍麻の心の動きがほぼ理解出来る。
判る。何となくだが。
龍麻の方も恐らく同じく、壬生の事を感覚的に理解しているだろう。
だから。
そう訊いた壬生は返るであろうこの問いの答えも、判っていた。
彼がどう答えるのか。
けれど、判っていて、壬生は訊ねた。
何故なら、龍麻の声音で象られた答えこそを、欲したからだ。

訊ねられた龍麻は壬生の膝の上で微笑んで、するりと手を伸ばした。
龍麻の冷たい指先が壬生の首筋に触れる。

「お前でいいからこそ、俺は此処に来た。
 決まってるだろ、壬生」

くすぐったい指先から逃れながら予測された通りの答えを聞き、壬生も微笑んだ。

「…………そうだね、そうでなければ、来る筈が無かったな」

壬生が敢えて問うた事を知っていて、龍麻も応えた。
壬生にはそれが快い。

「壬生は、判ってるからさ、色々。俺の事」
「そうだね」
「だから来た」
「ありがとう」
「こんな深夜に押し掛けられて礼を言うのはお前くらいだぞ、馬鹿だなあ」
「そうだね」

顔を突き合わせて笑い合う、その笑みはひどく似通っていた。
互いの唇がさわりと触れ合う。

「壬生、」
「うん」

壬生は龍麻の下唇を舐め、濡れた皮膚同士を離さずに返事をする。
その振動を唇に感じ、壬生の首に腕を絡めながら龍麻は黒い色の眼を薄く閉じた。

「ごめん、ちょっとしばらく、セックスに付き合ってくれる」
「いいけど」

壬生が答える前に、既に龍麻の舌先が壬生の唇に触れていた。

承諾されるであろう事が、龍麻には既に判っていたので。







飼い猫からあるじの携帯電話に連絡が入るのは、丁度それから二時間半ほど後の事。





























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前半、正々堂々としたラブラブというのがとんと書けず、
割と苦しみました…

なんでか後半のが楽だった。

久し振りの二次創作は、そのキャラクタが既に自分の中に居ないので難しいです。

色んな部分でのツッコミ、歓迎ですよ!(やけくそ)









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